危険

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 「交通事故」クルマを運転している方でしたら、ご存じでしょうけど、
事故には「過失」という観点が存在します。
加害者のクルマと被害者のクルマが共に動いている状態の事故では、
双方に過失が認められる。
例外としては、前方のクルマが停止中で後方から接触した場合。
俗に「オカマ」と言われる事故で、
この場合は後方のクルマに100%の過失となります。
公道では、どんな危険が潜んでいるかは未知数なので、
「かも知れない運転」を心掛けなければなりません。

 バイクってのはクルマと比較して面積が少ないから、
進行速度を錯覚して、頓知己なドライバーが停止線から飛び出して来る事も多くて、
今日も、高速道路のガード下を潜って、
一時停止なのに止まる素振りも見せない悪質極まりないドライバーに遭遇しました。
こちらが速度を上げていたら、ノンストップで遣り過ごす魂胆だったに違いない。
 仮に事故でバイクが損傷した場合、
恐らくメーカーでは部品在庫は欠品しているので、修理出来ずに廃車になる可能性が高い。
 だから自ずと危機回避を意識せざるを得ない。

町中では自転車やクルマに対して、
やたらとクラクションを鳴らして蹴散らすドライバーを目にするけど、
私に言わせれば、「フットブレーキで停止出来ないくらい飛ばしてるおバカさん」である。
どれだけクラクションを鳴らしたって、
自分が止まらない限りは接触事故のリスクは変わらないって事に気付けっての。
 私なんか、クラクションは公道では使おうと思わない。
一番の理由は軽自動車並みのショボイ音だからですけど…。
MTだからエンブレが効くし、何よりハイグリップタイヤとABSの恩恵で
フロント14インチディスクの割には鬼のように静止する。
 故に、車検で代車に乗った時は、最初の交差点でヒヤッとする。
いつものタイミングでブレーキを踏み込んでも減速が甘く、
右足へ強く力を込んで やっと止まる感じ。
 同じクルマにずっと乗ってる事の弊害ですね。


 午前中、髪を切りに行った帰り道、
バイクでバイパスを流していて、14,000回転シフト時のエンジン音が
まるでF1のように高周波で素晴らしかったので、調子に乗ってたら
直前で信号が赤に変わりヒヤッとしました。
上手くブレーキを操作してロックさせず安全に停止しましたけど、
もしかしたら、今頃は入院病棟のベッドの上だったかも知れません。
もう現場監督じゃないから、気にする事もないけど、
モヒカンのようなゲス人間は事故入院→異動の辞令を出し兼ねんから注意するに越した事はない。

「注意一秒 ケガ一生」この言葉を、戒めとしたいと思います。