身の危険

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 交差点で信号待ちをしていたら、5代目アルトが交差する道路を右折して来た。
路面が濡れて滑りやすくなっていたのに、あまり減速しないで曲がっていたようで、
側溝に転落防止目的で設置されたガードレールに接触し、
その後、薬局に入ろうとしたが、衝撃によってフロントバンパーが外れて脱落し、
前に進めない状態だった。
私は先頭で停止していたので難を逃れたが、それでもリアに接触していないか気になった。
幸い、こちらのクルマに損傷を与えたりはしなかったのだが、
私はアルトのドライバーが眼前を通り過ぎた瞬間に、
何か嫌な予感がしていた。
フード付きの上着を着用していたが、フードは被ったまま。
当然ながら左右の視界が遮られている。
そして、オーバースピードで交差点に突っ込んで来た故、
体が交差点内側に傾きながら曲がっているので、
右窓に頭が付きそうなくらい。
危険な匂いと言うか、オーラのようなモノを全身から放っているようだ。
もしかしたら、タイヤの残り溝が規定値を下回っていたのかも知れないが…。

 公道というのは、多くの危険が潜んでいるという気持ちを忘れない。
それを再確認した時間だった。
4月という時節柄もあるだろう。
当県は、運転免許証の取得率が全国1位で、
クルマの1世帯当たり保有率も全国1位。
新社会人・アルバイター・派遣・ニート 
誰でも18を過ぎたら免許を取るしクルマにも乗る。
とても危なっかしい輩だらけ。
まァ、自分も免許取り立ての頃は同様だったが、
バンパーが外れる程激しく衝突する自損事故の経験はありません。

 とにかく、一番大切なのはタイヤ。
最終的に路面と接地しているのはタイヤですから、
そこを疎かにすると、事故のリスクが上がる。
タイヤってのは、4本が均等に減る訳ではないけど、
交換するなら4本同時の方が交換サイクルが把握しやすい。
同様に新品を購入するのが望ましい。
それとタイヤは国産に限ります。
「餅は餅屋」じゃないけど、
日本の道路事情に適したプロダクトについては、
国産タイヤメーカーに分が有ると思うので…。