高揚

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 20代の頃は、クルマを運転するだけで気分が高揚したモノです。

最近は、あまりエンジンを回す事もなく、
せっかくの高回転型エンジンが勿体ない気もします。

 勤務先まで片道5分。これでは満足に走らせる事も侭ならない。
これからの季節、気温が下がれば尚更。
 そんなシビアな使用環境でも、13年間大きなトラブルもなく
家計を助けてくれた今のクルマには感謝しています。
 ディーラーに世話になったのは、ドライブシャフトのブーツ切れと
サーモスタットの動作不良。
どちらも経年劣化で登録10年超えなら珍しくはない。
 
 クルマに対する情熱が褪めたとは言わないが、
昨今の環境では、思いのままにアクセルを開け捲るなんてのは、
とてもじゃないけど無理。
 早朝や深夜なら可能かも知れないが、そこまでする気になれない。
熱が冷めた一番の理由は、バイクに乗った事だろう。

バイクならアクセルを開けてエンジンを回し倒しても、
ギア比の関係でギリギリ法定速度内だし、
クルマとは加速の伸び方が段違い。
信号待ちでスリ抜けて先頭へ→信号が青になり各ギアで1万回転まで引っ張る
→6速1万回転 ぬわわキロ
何が凄いって、レッドゾーンは1万9千回転だから、
仮に1万回転回しても、まだ半分弱はマージンを残しているワケ。
それで燃費はクルマの2倍。
メンテはエンジンオイルを半年毎に交換してるだけ。

クルマだと、ハイカムに切り替える為に6千回転まで引っ張っても、
まだもっさい感じで、レブリミッターが効く8千7百回転だと、
炸裂音が激烈だが、スピードが出過ぎて危険。
但し、マフラー含め排気系は純正のままだから、
これらをアフター品に交換したら、印象は変わるかもしれない。
今までは4乗の機会が多かったので、マフラー交換は躊躇したが、
もう着手してもイイ頃かもしれない。
ただ、所詮クルマはキャビン内で音が篭るから、
乗ってて気持ち良くなると問われたら、それは難しい。
せいぜい、トンネル内の反響音くらいだろう。

低中速のトルクが低下して、街乗りがし辛くなるのは勘弁。

欲を言えば、あと1台買い増ししたいトコロだが、
残念ながら家人は2人ともATで免許を取ってしまった。

キャブ車だとデリケートなので、最低条件はインジェクション車。
出来ればFR。エンジンはNA。
そうなると、NAかNBのロードスターだろうな。
しかし、タイプRのエンジンと比較したら可哀そうだ。
やっぱり、タイプRを買ってしまったのが運のツキだな。
いつかはホンダ車に乗りたいと思っていた20代。
それが今、アガリ車にならんとしている。



TBSラジオ「久米宏のラジオなんですけど」に大瀧詠一さんがゲストで出ていた。
乗ってるクルマはキャデラック。
最新型のは、ATシフトレバーがフロアから伸びるタイプでなく、馴染めないので、
旧型に乗っているそうです。
GMはACデルコ製バッテリー及び電装部品を搭載しており、
カーラジオから流れる音も、優れたスピーカーでイイとコメントされていた。
こんな事を聞くと、アメ車も満更じゃないと思ってしまった。