幻
今朝、目覚める直前に見ていた夢。
中学時代に大好きだった同級生が、肩がぶつかるくらい
机をピッタリとくっつけて俺に話しかけていた。
俺は、心の中で「好きでも無いクセに近付いてくるなよ」
と呟いていた。これは、俺を惑わせるのは辞めてくれという意味で、
別に嫌いな訳ではない。「好きでも無いクセに」と言うのは、
所謂「思わせぶり」って感じ。
モデルのようなスラリとしたスタイル・
誰が見ても美しいと言わせしめる美貌。
(バストはAカップでしたが、ヒップはデカかった...
極めて日本人的なプロポーション)
最後に彼女を見てから32年も過ぎたのに、
時折俺の夢に出て来る困ったちゃん。
二度と君に会う日が来る事も無いだろう。
アディオス 愛しい人 さよなら 忘れられない君よ
これからも時折、俺の夢に出て来ては、
俺の記憶を掻き乱すのか?
それだけ彼女の記憶が脳に深く刻み込まれて離れないのだろう。
♪悔しいけれど お前に夢中~
そんな感じかね。
今日は仕事に行っても落ち着かなかった。
しかし、この件について話す相手は誰もいないから。
そして悪い気はしない。
18歳の彼女は、輝きが眩しすぎて天使より上の存在に見えた。
す〇い〇ーくの制服姿に会いたくて、
意味もなく一人で店に行ったりした。流石に2回まででしたけど。
あれから随分と月日が流れたのですが、
彼女への想いは永遠なんでしょうかね?
忘れて欲しくないから、時折俺の夢に出て来るのでしょうか?
♪勿忘草が咲いても~忘れないわ あなたを
そんな感じかね。
彼女と話していると、完全に彼女にマウントを取られていて、
仮に彼女と交際出来たとしても、悪い結果しか得られなかったと推測出来る。
恋愛にタラ・レバも無いんですけどね。
彼女の幻影に縛られて、いつまでも独身でいるより、
諦めと妥協の産物で結婚して、暮らしている今の方が良かったと、
そう感じながら死んでいく自分。
思い通りに行かないのが人生。