苛立ち

「苛立ち」~イライラする事。
休日明けで、体内時計が上手く補正出来ずに、仕方なく仕事へ就く。
そいつが間違いの始まりだった。今日はガチで頭に来たわ。
あまり思い返したくもないので、割愛させて頂きますが…。

しかし、朝の雪には驚いた。桜が咲き始めてるってのに。
冬生まれの俺は、雪が舞うのを見ると、何故か気分が高揚してしまう。
我を忘れてしまう程に。理由はわからない。
しかも、そいつを抑え切れない。残念ながら。

今日はアホみたいに忙しかった。
まァこの御時勢、忙しいってのは歓迎すべき事なんザンスよ。
給料激減でカツカツ状態じゃ、心まで貧しくなってしまうとです。
「名もなく 貧しく 美しく」そんなのは、絶対に有り得ない。
「資本主義」という枠の中では、「金こそが正義」悲しいけれど。
金は人の心を狂わせて、何もかも変えてしまう。
…そう、安月給と言うのに、同じ職場の1コ上の女性に告って、
完膚なきまでに振られた事を思い出すわ。
心の奥底にしまい込んだ、あの日の忌まわしい記憶。

「俺もいつか金持ちになって、彼女を見返してやるザンス!!!」
沈み行く夕日に向かって激昂した。
「このまま世界が破滅してしまえばいいのに」
そこまで思い詰めていた。これも若さゆえの暴走よ。
あの頃は無意味にエネルギーが満ち溢れてたからね。
…思い通りにならないのが「人生」
しかも、やり直しが効かないと来たもんだ。
それでも人は「夢」を見る。
いつか…夢が現実になる日を心に描いて…。
いつか…「someday」



このピアノの旋律が、どことなく「儚さ」を感じさせるわ。
1980年代は、夢と希望に満ち溢れていたなァ。
こんな悲しい末路が待っていたとは、夢にも思わなかった。
「運命の悪戯」その一言で片付けられたら、やるせなくて涙が止まらんとです。