1981年

27年前の事を思い出してみた。
毎週土曜の午後3時からNHK-FMで放送されていた
「TPリクエストアワーローカル局が独自に編成する番組で、
とてもNHKらしくない砕けたトークが3時間という内容だった。
今は亡き「ビビ高崎」には「TP広場」という常設コーナーもあった。
ラジカセしか持っていなかった自分に取って、
FMのクリアな音声で録音出来る事が何より有難かった。
「高崎混想会」なんていう、スネークマンショーのようなコーナーもあった。
「マグナムの38口径が唸るぜ」ってセリフが今でも残る。
ただ、NHKって異動が多くて、
担当していた行宗アナウンサーが81年に降板してからは、
あまり面白くなくなってしまい、残念だった。
やっぱり、あのキャラは異端だったのだろう。

それから4年後、民放FM局が開局した。
その影響だろうか、NHKは90年に土曜のローカル枠を廃止してしまう。
昭和の終わりと共に、一つの時代の終焉を感じた。

10代の自分は毎週のように葉書でリクエストを送っていた。
目を惹き付けるようなイラストを描いて。
もう腕が鈍ってしまい、絵を描く気にもなれない。
中学の文化祭ポスターを任された頃が華だった。

なぜ1981年なのか?
それは長渕に真子様が誑し込められた年だから。
でも、すぐに戻って来てくれたから、今ではどうって事ない。
どちらかと言えば忘れ去っていた。B面の曲の様に。
嫌な事は「忘れてしまいたい」という思念が働くものさ。
http://jp.youtube.com/watch?v=BXTqvbbG7V4
こんな場面に巡り合いたいモンだ。
大場久美子は、もう歌辞めちゃったんだろうな。

「JYOUSIKIZIN」で古田新太が「真木よう子~お前もか~」と絶叫していた。
生放送だったから、一番気になったニュースについてのコメント。
土曜の午後という緩~い時間帯にはそぐわない気がしたが…。
確かに、入籍と妊娠 どちらが先かって、倫理観みたいなモンだ。
「ヤッちゃう前に、婚姻届を出すシステムにすりゃいいのに」
そうなったら、出生率は確実に下降の一途を辿る。
アレの時の決定権が男に委ねられている限り、出来婚は絶えないだろう。
レストランの「お勧めメニュー」が、
前日の残り物を処分する為のカモフラージュってのは、少し言い過ぎだ。
いい年して罵声を浴びせかける古田新太のキャラは嫌いじゃないけど。
俺は「お勧め」に乗っかるような安直なセレクトはしない。
タバスコとコーヒーの過剰摂取で結石を患い入院して以来、
外食は控えるよう心掛けている。
あの痛みは洒落にならない。もう二度と味わいたくない「激烈」な痛みだ。
後からジワジワ来る微かな痛みも苦手なんですが…。