野望

 現在勤務中の職場は、大変厳しい規律の支配下にあり、
①椅子が存在しない
フロアで作業をしている者に限らず、管理職が入室したとしても、座る為の椅子は無い。
②最低限の人数
手を持て余さない程度の人数しか在籍しない。
だから、喫煙所で大勢がタバコを燻らす事も無い。
昨年暮れまで勤務していた事業所は、
必要以上に椅子が設置されており、タバコも吸い放題。
監督者が放置したままってのも悪しき習慣。

 遡れば、生産設備を移管すべく6年前に数名が異動して出来た工程。
そこで、厳しい規律を敷いたのは理解出来る。
ここが甘っちょろい微温湯に浸かりっ放しの工程と同じフロアに移るとしたら、
自ずと厳しい方に合わさざるを得ないだろう。

 今までが異常だったって事を思い知らされるだけだ。
私は毎日運動しているから、12時間立ちっ放しでも平気だが、
体たらくな方々は、ハナから拒絶反応を起こすであろう。

 軍隊だって厳しい規律が敷かれている方が著しい成果を上げるだろう。
毎日、適当な姿勢で仕事に臨み、時間を無駄に過ごしている連中が、
突然敷かれた厳しい戒律に耐え切れず、大粒の涙 リフトオフ。
そんな姿が目に浮かぶ。