射手座

自分が29年前、同僚だった女性。彼女は年齢が一緒という共通点以外、非常に謎が多かった。愛車はVWビートル。瞳は寝不足のせいか、いつも充血気味。スポーツブラの上にキャミソールを着て、ブララインが響くのを気にしている感があった。

自分は胸が大きい女性が好きなので、スポブラで抑え込んだ彼女の胸には興味なし。

射手座O型の彼女は、自由奔放な恋愛に身を委ねる上級者的存在でした。

ただ、顔が美形だったので、当時既婚者だった自分は、とにかく彼女に気を惹かれないよう精神を集中したのでした。そんな彼女と同僚だった期間は、僅か5カ月で終わり、

自分は転職して、その後会う機会に恵まれず、彼女の存在は忘却の彼方に飛んで行ったような感じでした。

それから22年後、月日は流れて再会する事になるのですが、彼女は販売業で自分の事はあくまで購入をしてくれる客という存在でしかなかったのです。流石にキツイなと自分に言い聞かせて、閉店ガラガラという感じで彼女との関係を断ち切りました。

更に5年後、職場の異動があり、自分が懇意にしていた女性と同じフロアで仕事をする事になった。紆余曲折あって、驚いた事に彼女も射手座O型だった。

それを知った自分は、ディスタンスを取らざるを得なかった。

まァそもそも自分に興味も無いだろうし。平穏な日々を過ごしたいという願いは

変わりません。

今の職場は、多種多様なタイプの女性がいらっしゃって、あろうことか

自分の心が惑わされそうになる。人生は日々修行の繰り返しと言うけど、

面倒な事には巻き込まれたくないのですよ。

仏教では、女性の事を

外面は菩薩のように美しくやさしく見えるが、内心は夜叉のように残忍この上なく、邪悪きわまりないこと。菩薩といえば、観音菩薩などの慈悲深い姿、そのおだやかなやさしい温顔が思い浮かぶ。夜叉は、仏教に取り入れられて仏法を守護・護持する八部衆の一尊であるが、あくまでも鬼神である。容貌はみにくく怪しく、その姿から邪悪な猛威がただよっている。「外面は菩薩の如く内心は夜叉の如し」と書き下されたり、単に「似菩薩如夜叉」とか「内心如夜叉」ともいわれる。

恐すぎますやん。内心が鬼神ですよ。くわばらくわばら。

「君子危うきに近寄らず」って言いますからね。