ひかり電話

 ひかり電話に関するトラブル。

 私の契約はインターネットを光回線で接続し、固定電話も「ひかり電話」の契約になっている。
携帯電話がauなのでネット回線もauにしてあるのだが。

 母が認知症になる前に、電話代が嵩むのでひかり回線からアナログ回線に戻す工事を依頼したと言われたのだが、
父名義の固定電話は、NTTひかり回線の契約になっていた。
驚いた事にNTTのひかり電話フレッツ光と同時契約だった。
代理店を名乗る者から電話での執拗な勧誘に負けて契約してしまったらしい。
NTTも随分と酷い事をするものだ。
これは明らかに情報弱者の高齢者世帯を狙った悪徳商売ですよ。
70歳以上の世帯に限らず、市外通話なんて微々たるもので、
基本的には市内通話が殆ど。ひかり電話に替えたメリットより、
基本料金の値上げ幅が大きく、結果的に値上げ。
理不尽過ぎたので、NTTファイナンスの請求書に記載された電話番号に問い合わせようとしたが、
受付時間が平日の午前9時~午後5時まで。これでは仕事が土日休みの場合、
休暇を取らないと手続きが出来ない。幸い私は平日休みなので連絡を取れたのだが、
料金等の問い合わせはNTT東日本(0120-116-116)なので再度連絡したところ、
代理店を統括している担当者が詳細を調査してから連絡をするので、
こちらの連絡先を伝えて電話を終えた。
代理店統括担当者から電話連絡を待っていたのだが、実際は代理店が電話連絡を入れて来た。
こんな高齢者を騙すような手口で稼いだ給料を受け取って、
罪悪感は無いのか?今の御時勢、コンプライアンス的にアウトでしょうよ?
今やってる事は、運転免許を持っていない小学生に車を売りつける行為と同じですよ…。
と私が問いただしたら、
「携帯電話が普及する頃も似たような手法が使われていたのを御存じでしょうか?」だと。
…その頃は料金が極端に高かったし、別に携帯が無くても困らなかったんだよ。

 最終的にはフレッツ光の違約金まで代理店が支払うと言って来るのだが、
ベンチャーとは言え、麻布にオフィスを構えるとは、
NTTから随分と契約毎のマージンを貰っていると見える。
両親と同居していない場合、このようなトラブルに巻き込まれている可能性があります。
クレームが相次いでいるようで、
NTT東日本のWEBサイトでフレッツ光サービス等の勧誘停止登録の受付についての記述がありました。


勧誘停止登録受付窓口

電話番号 0120-849-994
営業時間 平日午前9時~午後5時まで
休業日 土日・祝日・年末年始
勧誘停止手続きが完了するまで、概ね1週間程度かかります。
番号ポータビリティ(事業者の変更)や停止登録された電話番号が変更となった場合は、再度登録申請が必要です。
勧誘を停止するにあたり、停止登録いただいた電話番号及び
住所・氏名等お客様情報を弊社代理店等へ提供させていただくこととなりますので、予めご了承ください。
新サービス提供時等には、ご案内差し上げる場合がございます。

地元の消費生活センターに問い合わせたところ、同様の苦情が相次いで寄せられているとの事。
再発防止の願いを込めて、町の広報に記載を依頼しておきました。

被害金額が少ないとは言え、行為そのものは「振り込め詐欺」と同レベルだし、
それをNTTが代理店を操ってやらせているのが非常に問題ではないでしょうか?
マスコミはNTTがスポンサーだから取り上げないでしょうが、
ネットで拡散すれば罪を問われるような事になるかも知れません。