落日

 冬は日没時間が早い。
 
午後2時30分に家を出て、献血に向かったのですが、
 
帰って来る頃には宵の明星が輝いていた。
 
日が暮れていると、凄く長い時間を過ごした錯覚に陥ってしまう。
 
浦島太郎が玉手箱を開けてしまったかのようです。
 
しかし、乙姫様は意地悪だな~
 
「この玉手箱は、絶対に開けてはなりません」と言って手渡され、
 
故郷に戻ったら、風景がまるで違ったモノに変わっていたら、
 
「玉手箱を開けたら、何か手がかりが出て来るかもしれない」
 
そう思うじゃない?
 
まァでも、これも戒めなんでしょうね。
 
私も、「戒律は絶対に遵守する」
 
これを今年の誓いとさせて頂きます。
 
懐かしい。小学校の卒業式に、合唱した曲。だけど、練習期間が足りなくて、
 
5部構成の最終曲は割愛されてしまいました。でも、改めて聞き返して見ると、
 
絵に描いたような「バッドエンディング」の歌詞を、卒業式というハレの場で、
 
生徒達に歌わせるのは、忍びないと言う、音楽の先生の心遣いだったのかも知れません。
 
しかし、最終楽曲は生々しいわ。
 
歌詞あり「魔王」の上を行く。そんな感じ。