迷い

 今のアタシは、何故だか迷っている。

あまり深くは申し上げられませんが、独りぼっちで迷路に置き去りにされたような心境。

そんな今の状態を、河合奈保子さんの「サマー・デリカシー」に収録された、

メビウスのためいき」に擬えてみました。


いつになく酔ってた彼 引き寄せた私の肩

人も目が気になるけど 嬉しかったあの日の夜

だけど普段はクールな人 電話の向こう低めの声

つぶやく様に サヨナラ言って 甘い言葉はない

ため息の連続だわ 毎日が切ないだけ

こんなにも心の影 見つめるの初めてなの

堂々巡り恋煩い 鏡の前の私の顔 

寝不足気味に 瞼が蒼く 瞳虚ろなだけ

混乱するのは 恋してる証拠 縺れた心を 解いて欲しいの

あー あなた 罪よ



まァ、迷いがあるから人は成長するワケで、

思い出の地に腰掛けて、記憶を遡るのもイイかも知れません。

あの頃の純粋な気持ちを思い出して…。


しかし、改めて見ると、21歳の奈保子ちゃんは可愛さ炸裂なんですよ。

LPレコードのジャケットサイズってのは、秀逸だったと思う。