移り気

 年末から日差しが強くて過ごしやすい日々が続いています。
いつもの冬なら凍えそうな寒さの中を我慢しながらのライディング。
そしてバイクを降りると眠くなってしまう。
このコンボに「冬場は外気温7℃を下回ったらバイクに乗らない」というのが決まりでした。
しかし、今日も12時から15時までは春のような陽気で、
「バイクに乗るしかない」と思わせてしまうのです。
実際、走り出すと走行風が冬の冷たさなので、あまり遠出はしませんが…。

 某チェーン店(バイク販売)に行って、店員さんと話を交わした流れで、
試乗者が有るから跨ってみませんかと言われ、
ヤマハのR25に跨いでみたが、タンデムシートが以外に高くて、
普段乗っている自分のバイクより右足を多めに上げる必要が有った。
(-ω-;)残念ながら、これが苦行になりそうなのでパス。
何故なら、乗る時はまだしも、降りる時に右足を高く上げるってのは苦痛なので。
まァ、タンデムシートが擦れても気にしないとか、
シングルシートにしてしまうって方法も有りますけど。
ポジションやメーター周りは好印象でしたし、
タンクが結構細身で驚いた。
エンジンが二気筒故に幅が狭く、それに合せてタンクもスリムなんでしょう。
タンクよりエンジンが引っ込んでいたら、バランスが悪いですから。
せめてエンジンの始動音を聴かせてもらえばと後悔しているのですが、
逸る気持ちを抑える為にも、エンジンを掛けてもらわなくて良かったと思っています。

 モノってのは、買うまでのプロセスが楽しいのであって、
手に入れてしまうと徐々に醒めて行き、最終的には嫌悪感に襲われる。
でも、次はキャブよりインジェクションだろうし、
旧車より現行車というのは揺るがない。
余計な心配はしたくないのですよ。