氷河期

就職したくても企業が採用してくれないので、
仕方なく公立の専門学校へ進学する生徒が多いという。
団塊世代が定年退職すると言っても、実際は雇用延長で65歳まで働けるから、
本当の人手不足は来年以降なんだよね。
しかし、製造業は昨年のリーマンショック以来、腰が引けている。
デフレで高い製品が売れなくなっているのも事実。
パナソニックだって、昔みたいにブランドの上に胡坐をかいているような商売から
脱却したくらいだ。
このままだと、永遠にデフレから抜け出せないでしょうね。
そして、競合するメーカーは吸収・合併を繰り返し淘汰される。
家電メーカーなんかパナソニック東芝くらいしか残らないと思う。
アナログ放送では画面右上に「アナログ」なんて表示を出す事で、
テレビの買い替えを推進してるみたいだけど、あれが非常に不快な印象を与えていた。
あんな遣り方は宜しくないね。

デジタル放送を受信出来る環境なら、番組表・天気予報・ニュースは
毎日数時間毎に更新される情報が見られる。
前日に締め切った記事しか載ってない新聞や、
テレビガイド・テレパル等のジャンルは、よほど存在感をアピールしない限り、
いずれ廃刊だろう。
実際、新聞の折込チラシも激減していますから。
ラジオ放送がスタートした時、新聞の発行部数が激減して、
苦肉の策でラジオ欄を追加して難を逃れたという歴史がある。
しかし、地上デジタル放送で番組表が見られて、
そこから録画予約が出来るようになったので、「Gコード」も消滅。
PCがテレビ並みに普及すれば、テレビのスポンサーが、
ネットのバナー広告に切り替えるかも知れないが、
残念ながら、ネットはテレビと違って「チャンネル」という概念がない。

それに、いつまでもメディアの頂点にテレビが君臨したままいられる訳がない。
「ネットで話題の」ってワイドショーで取り上げても、
ネットが出来ない環境の人は面白くないだろう。
テレビでネットが出来ても、キーボードで操作する事から抜け出せない限り、
ある年齢層から上の人には受け入れられない。
ブルーレイ対応HDDレコーダはyoutubeが見られるのもあった。
youtube」の動画が保存出来れば凄いけど、難しいだろうな。