清酒

日本酒の事を「清酒」って言いますよね。
「清らかな酒」何て素敵な表現なんでしょう。
日本人の表現力の豊かさが感じられます。
澄んだ、濁り一つない酒。
そいつを久し振りに口にした。
昼からなので流石に酔い方が違う。
しかし、何か調子がエエです。
日本酒には、刺身や乾きモノといった、あっさりした「肴」が合う。
「唐揚げ」みたいなコッテリ系はキツい。
若い世代には、日本酒自体がNGでしょうね。
まァ、ビールとかチューハイがお手軽で飲み易いから。
本当の酒好きなら、日本酒(冷や)に辿り着く。
「親に言われた事と冷や酒は、後になってから効く」
そんな諺もあるくらい。
俺も、この年になって両親を大切にしなきゃアカンと思うようになりました。
先に世に出た方から鬼籍に入るのは、時の流れからして仕方の無い事です。
それを悔やむ行為自体「愚問」と言うモノです。
「親孝行、したい時には親はなし」
核家族化が当然になってしまった現代では、
「諺」が語り継がれなくなってしまうのが残念です。



この、ビートが効いた旋律。張り詰めた緊張感。
百恵ちゃんは、アップテンポとスローバラードとも、
あっさりと歌いこなすポテンシャルを持っていた。
流石に、現代のアーティストがこの曲をカバーしようとは思わないだろう。