育成選手枠

最近、プロ野球で「育成選手枠」なんて言葉を耳にする。
年収200万程度で、軽自動車(ワゴン)に相乗り。
寮長の「みんな1軍に昇格すれば、クルマも買えるし、良い暮らしも出来る」
という激励のお言葉。ただ、期限内に1軍入りしなかったら、
契約解除という憂き目に遭う。

これは、正しくプロ野球界に於ける「派遣社員」なんだと、
テレビに映し出される姿を見て、確信した。
エンターティメントの世界にも、姿形を変えて「派遣」の波が押し寄せる。
怖い世の中になっちまったんですね。

「価格破壊」なんて言葉が連呼された頃は、
「消費者にとっては、まさに天国」なんて錯覚してた。
巡り廻って、製造業が苦境に立たされる序曲だったとは。まるで悪夢だ。
爪に火を灯す様な暮らしを強いられるのは、切ないですね。
ただ、去年の暮れのような状態が今年は来ないと言う保障はありません。
「備え有れば憂いなし」です。
だって、「一寸先は闇」だから。


「悪女」か。「悪妻はソクラテスを育てる」って言うけど、
異性に振り回される人生はゴメンだわ。
とは言え、「あたしは悪いオンナなのよ」なんて言い回しに、
逆に惹き付けられるような感じがするのが、末恐ろしい。
「妖しい女豹」は、嫌いじゃないです。