車検

2年毎に訪れる「車検」
昔読んだ鈴木五郎さんの著書で、「3回目の車検を迎えてこそ、真のオーナーと言える」
という件(くだり)があった。俺は6回目。随分と長い付き合いだ。
しかし、この間ワンダーシビックSiを見かけた。上には上が居るモンだ。
AE86なら驚かない。絶滅危惧種と思われる「ワンダーシビック
例えZCエンジンは絶好調だとしても、
ボディが終わってるから、乗り続けるのは「情熱」が要る。
「俺も乗り続けたるわ」って気になった。勇気を貰ったよ。まさに「漢」
でも、浮気性の俺が11年も同じクルマに乗り続けるなんて、夢にも思わなかった。
真紅のエンブレム(最近、色褪せ気味)とチャンピオンシップホワイトは伊達じゃない。
その素晴らしいエンジン音。やっぱり、クルマの魅力はエンジン。
飛ばしたい時・流してマッタリしたい時。その両方を満たしてくれる。
ホンダのエンジンは最高。間違いない。
乗り換えられない訳じゃない。
ただ、他に魅力的なクルマが見つからない。ただ、それだけ。
8400rpmまで回した時の心の昂揚は凄まじい。
如何せん、公道でそこまで回したらライセンス剥奪だ。
高速道路なら、思う存分アクセルを開けられるのに…。


女神の歌声を聴くと、何故か心が安らぐ。安らいでしまう。知らず知らずのうちに。
別にクルマに乗らなくてもイイかも。そんな気にさせる。
夜明け前の、あの静けさ。太陽が昇る直前の、あの時間帯が好きです。