真面目

東国原宮崎県知事は、ブログの書き込みをする時は、酒を口にしないと言う。
俺なんか、酒を煽って上機嫌になってからPCの前に陣取って、書き込んでいるからね。
正直、かなり激しい内容なので、酔いが醒めてから閲覧して驚きのあまり
修正してしまった事、数知れず。
まァ真面目なのも度が過ぎると面白みの欠けた人間になってしまう。
周りの人達にも迷惑かけてしまうとです。
「水清ければ魚棲まず」って言うじゃないですか。
「若気の至り」って良くいうけど、人を殺めたりしなければ、それも人生の糧となり得るはず。
ただ、やり過ぎは良くない。何事も。そこいら辺は気をつけなくちゃ。
昨日も禁を犯してしまいました。
神に懺悔します。

華麗なるギャツビー」マンダムの「ギャツビー」ってのは、この映画から頂いてる。

1922年のアメリカ。中西部出身のニック・キャラウェイは、イェール大学を卒業後ほどなくして
戦争に従軍し、休戦ののち故郷へと帰ってきた。しかし、そこに孤独感を覚えた彼は
証券会社で働くことを口実に、ニューヨーク郊外のロング・アイランドにある高級住宅地
ウェスト・エッグへと引っ越して来る。
隣の大邸宅に住んでいる人物は、毎夜豪華なパーティーを開いている。
青みを帯びた庭園には、男たちや女たちが蛾のように集まって、
囁ききやシャンパンや星明かりの下を行き交った。
その屋敷の主が「ジェイ・ギャツビー」という人物であると知り、興味を持つ。
ある日、ニックはギャツビーのパーティーに招かれる。
しかし、そのパーティーの参加者の殆どがギャツビーについて正確な事を知らず、
彼の過去に関して悪意を含んだ噂ばかりを耳にする。
やがてニックはギャツビーが5年もの間胸に秘めていたある野望を知ることになる…

俺が、この映画を知ったのは「南 佳孝/ラスト・ピクチャー・ショウ」
確か11曲目のタイトルだった。

流れるヘッドライト 都会の川
星まで届くよ 高層タワー
緑色の窓明かり 僕はじっと眺めている
銀の指輪も買ってやれない
貧しい頃が 嘘のようさ
風にそよぐ シルクのシャツ
あとは君を手に入れるだけ
窓に動く あのシルエット 
掬われない思い あの シルエット

笑顔のピンナップ 切り抜いたフォト
アルバムの中の 楽しい日々
君が誰と暮らしても
僕の愛は変わらない きっと
窓に動く あのシルエット
遠く見てるだけさ あの シルエット

ギャツビーは、昔の恋人に逢いたいが為に、
夜毎、華やかなパーティーを豪邸で開いた。
いつか愛しの彼女がドレスを身に纏い、現れる事を夢見て…。
しかし、麻薬の密売で手にした大金では、
彼女を虜に出来る筈もなかった。

やっぱり、「昔の恋人」ってのは、情が残ってしまうモノなのか?
そりゃ仕方ないわ。
俺だって、吉永小百合バリの初恋の同級生が逢ってくれるのなら、
地の果てまでも行ってしまいます。
ずっと待ってしまうとです。
言いたい事の1割も伝えられないだろうけど、
せめてあの子に伝えたい
「君が好きだった(過去形)」と…。