嫉妬

嫉妬という感情。
他人の所有する者を欲しいと思う気持ち。
その嫉妬を遠ざけるべく、
「やせ我慢」で気のない素振りを見せる男が多い。
私も随分と「やせ我慢」をして来た。
欲しい者をすべて手中に収めるなんてのは、
到底無理だって事を随分と前に思い知らされて以来、
「別に」という言葉が口を突く。

 FBで気になるワードを検索してみた。
交友関係を見る限り、ほぼ本人と断定しかし、
厄介な事にPCを家人と共有しているらしく、
ダイレクトにコンタクトを取るのは不可能。
こうなると、検索しても手掛かりが掴めない方が
嫉妬心を煽らないで済んだ。
名前を変更しようとも思ったが、
それでは本末転倒だ。FBの意味が無い。

 やはり、後ろ姿だけを気付かれぬよう眺めているフリが
境界線でしょう。
それ以上は揉め事の元になってしまう。
それとも、禁じ手を使ってしまうか…。
いや、そこまで興味ナイんです。
そうです、これが「やせ我慢」の極意です。
そして、いつしか飽きて気持ちが失せていく。

 話した事がナイので、どんな声かも想像が付かない。
それくらいが憧れの存在としてイイんじゃないでしょうか。
それに私の永遠の憧れは中学の同級生であり、
唯一無二の存在なんで、
他に興味が湧き上がる事は殆どありません。
まァでも夏場に薄着で胸を揺らしながら歩く女性が居たら、
視線が勝手に行ってしまいますけど…。
悲しいサガとでも申しましょうか。