忘れかけていた記憶が蘇る。
真夜中にYou Tube動画を見ていたら、
衝動に駆られてしまい、
セブンに石野真子のＣＤを頼んだ。しかもＤＶＤ付き。
何故なら「日曜日はストレンジャー」をフルコーラスで聴きたいと思ったから。
振り付けと衣装と歌声。３拍子揃った素晴らしい楽曲。
彼女は、そんなに美人って訳でもないけど、
何か、こう刺激的な感じがする。
セブンドリームは、松原みきのベストを買ったのが最後だった。
その時はまだ同級生がレジにいた。
彼女は石野真子似のタレ目ちゃんで、
５年前の秋、２０年振りにスーパーで会った時、少し言葉を交わした。
家に帰ってテレビを見ていたら「いいとも」のテレフォンゲストが石野真子だった。
こんな偶然あるんですね。
俺がどんなに同級生のあの子の事を想っても、
結婚している２人を引き離す事が難解と言うか不可能だって事に気づいたよ。
だから、逆に言えば交際中のカポーなら可能って事さ。
運命の歯車を狂わせてやるぜ。まァ軌道修正の範疇だがな…。
http://jp.youtube.com/watch?v=TPlCUq1_OrE
天使より、人の心惑わす
悪魔の方が魅力的ね 特に月の夜は
ハイヒール下げた両手絡ませ
あなたと踊り続ける夜は
深い深いブルー
スペードばかり並んでいる
不吉なカード切りながら
悪魔になりたい 悪魔になりたい
身も心も妖しく変わりたい
日曜日はストレンジャー
仮面付けて生きていいのよ
日曜日はストレンジャー
私じゃない 私になれる
誘われて 頬を染めているより
誘った方が魅力的ね 踊り上手なら
口付けは 月の色を見てから
ブルーになれば優しくなる
ペルシャ猫のように
大きな鍵がかかっている
あなたの胸を開くには
悪魔になりたい 悪魔になりたい
身も心も妖しく変わりたい
日曜日はストレンジャー
仮面付けて生きていいのよ
日曜日はストレンジャー
私じゃない 私になれる
日曜日はストレンジャー
日曜日はストレンジャー
仮面を付けて見知らぬ人に成りすます。
日曜日は、そんな過ごし方も乙かもね。
３０年前、週休２日なんて夢の世界だった。
学校だって土曜は授業が４時間あって、
土曜の昼下がりから日曜が終わるまでが、
休日だった。
今でも「土曜の昼下がり」の感覚が好きだ。
あの「緩さ加減」が堪らない。
「笑って笑って６０分」で
笑えないギャグを延々と見せ付けられた日々よ。
それでも見ちゃうのが哀しい。
俺も今度の休日は、素顔を隠して自由にさせて貰う。
仮面じゃなくて、サングラスだけど。
上から下まで黒装束で、あのグラサンだと、
リアルに「危険人物」に見えるだろうな。
下校途中の小学生は、俺の姿を見て
「殺し屋だ～」と叫び、恐れ慄き、駆け足で逃げ出す。
２１世紀の世の中、そんな分かり易い殺し屋なんて居ないぜ。
親が旧態然とした教育しかしてないって事が丸解りだ。
本当の殺し屋は、悟られないように一般人に成りすます。
「木の葉を隠すなら森の中」と言うくらい。
そして、獲物目掛けて視線は違う方向を見ながら
一撃必殺。
あくまで小説の世界の話ですよ。
俺も心を紛らす為に何か違うモノに興味を持たなくちゃな。
「キャンディーズ」ばかり聴いていると飽きてくる。
そこで「石野真子」を聴き倒す訳。
毎日同じ食事は飽きる。
たまには違ったモノを食べたくなる。
欲求としては、ごく自然な事さ。
２４日は叔父の３回忌だ。
昨年と同様、出掛ける事にした。
気分転換になるし。
忘却の彼方に葬り去る記憶。
もう二度と思い出す事も無いだろう。
君の想い出は記憶の中へ…。
