晩夏

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 暑がりな私でも、夏が終わりに近づくと、何となく寂しい気分になってしまう。
舗道に写る影が長くなり、夕日が沈む時間が徐々に早まってゆく。
 今年の夏も終わりを告げるんだなァ…と。

 今年の甲子園。日大三高は、エゲツないくらい強かったですね。
のキングって言うか、ボスでしょうか。
でも、彼等は今がピークなのかも知れません。
 頂点を極めるのも素晴らしい事ですが、
”無事之名馬也”と言う諺もあります。
私は、少年時代は華やかな世界に憧れたりもしましたが、
現実は厳しいモンです。

 コツコツと地味に、堅実に積み上げていくのが、
如何に難しい事か…。
大多数の方々は皆、地道に暮らしているんですよ。
波風の立たない、平凡な人生。
 
 エキサイティングな毎日は、疲れますから。
まァ、残念ながら それだけ年を重ねたって証拠ですけど。



♪思い出は美しすぎて~

…残っているのは、美しい思い出になってしまう。

夕暮れの駅 宛もなく 3時間

 上り列車のアナウンスが鳴り響く度に

  改札口へ視線を注ぐ

   街明かりが灯る頃 コツコツというヒールの音に振り返れば


  君の瞳に言葉を失う

   …携帯電話も無かったから 咎められなかった事よ。