大義名分

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 ウチの北側にある道路。桜並木なんですが、
毎日トラックの往来が多くて、荷台に桜の枝が当たるのを避けようとして、
センターライン寄りに走行すると対向車と接触する危険があると、
トラックドライバーから苦情が来て、仕方なく枝を落とした経緯があります。
枝を落とす前は満開になると桜のトンネルみたいにキレイだったのに…。

 また、見通しが良くても交差点での事故が後を絶たず、
「止まれ」の標識を夜間でも目立つようにLEDの点灯にしても
思ったような効果が得られず、現在は信号が設置されています。

 残念なのは、その交差点北側に大型貨物車を停めるのに丁度イイくらい
スペースが空いていて、放置車両が後を絶たない事。

 午後6時。外へ出ると、その交差点に緑ナンバーのトラックを発見。
作業着を来たドライバーらしき男性が、道路を南方向に向かって歩いて来る。
 目で追うと、自宅まで徒歩で戻ったように見えた。
私はトラックが放置されている場所に向かって歩いた。
 こちらの足取りに気づいたのか、男性が道を引き返して来た。
そして「何か文句あるんかい?」
まるで自分に非がないかのような口調。
話して分かる相手ではないと悟った私は携帯電話で交番に通報した。

 向こうの言い分では、救援物資を積んでいて、食事を済ませたら
すぐ被災地へ向かう予定だったらしい。

 それなら、自宅のすぐ前に停めるのが当たり前では?
自宅前には信号も大きな交差点も存在しないのだから。
わざわざ徒歩5分の離れた場所へ停める理由が
(しかも信号のある交差点を挟む)分からない。
あれじゃ不審に思われても仕方がないでしょう。

 例え、被災地に物資を運ぶという大義名分があったとしても、
交差点から5mは駐車禁止。これは法律です。
ましてそれが大型車両ならば事故の原因に成りかねない。
 救援物資を運ぶ行為自体は素晴らしい事ですが、
路上に車両を放置する行為は、杜撰過ぎる。

 しかし、あのトラックには「救援物資輸送中」の表示が一切見当たらなかった。
何故でしょうか?

 いつの時代も「ズルい人」ってのは、残念ながら存在するんですね。
「バレなきゃイイ」とか「誰だってやってる」
こんな横暴は絶対に許されない。

 自宅から運送会社へ自家用車で出勤して、
トラックに乗り換えてから目的地まで向かうと、時間のロスが発生するので、
それを少しでも減らしたいというのは理解出来るが、
やっぱり、車両の放置は頂けないですね。

 大型車両に乗ってると、そんな感覚も麻痺してしまうのでしょうか?
私の父も輸送に携わっていた時期がありましたが、
そんな疚しい行為は一切ありませんでした。

 環境ってのは怖ろしいです。
真面目な親の姿を見て育った場合と、そうでない場合。
社会は、そんな異なる環境で育った人々で構成されており、
真面目な人ばかりじゃないって事を肝に命じないと。


 今日わかった事

めざましテレビ」の占いは、
録画して翌日見るには良いが、
たまたま見たオンエアで1位だったからって調子に乗ると、
足元を掬われるから気を付けろ。

以上。



熱いビートでフラストレーションを発散するとです。