一周忌

 昨日は、本家の法事(祖母の一周忌)に呼ばれました。
昨年の5月4日に亡くなったのですが、105歳という長寿で、
戒名も100歳を超えた人にだけ付けられる文字があるとか…。
 私は本家に御邪魔するのも2度目なので、とても緊張しました。

ウチは隠居なので(曽祖父が結婚して家を出る時に母親を連れて所帯を持った)
ちょっと特殊なんです。
 本家も、60年前に先々代が急逝してしまい、当時の長男は5歳と若く、
豪農を継ぐには若すぎたので、急遽長女が遠縁者と結婚して後を継いだ。
 その先々代は、ウチの祖父と従兄同志で仲が良く、
私の父親やその兄妹全ての名付け親は、先々代だとか。
 しかも、先々代が急逝した場所は、ウチの敷地内で祖父と
メチルアルコールで酒盛り(終戦直後だったので、一般的な清酒は品薄だった)
した結果、亡くなったらしい。
 他にも縁がある。それは、本家の当代とウチの嫁が同じ名前(漢字も)
何か運命的なモノを感じざるを得ない。
 ウチの父は当代より12歳若く、会えば呼び捨てにしたり毒づき捲り。
私は、そんな父の姿を見ていたので、反面教師とでも言いましょうか…。

 これからも末永く本家と隠居の付き合いを続けたいと思う次第です。