十人十色

「十人十色」人それぞれ個性があり、それが魅力だと。今年は暮れに3人の同級生(同じ中学)と話す機会があった。幼少期から知り合いのAさんは、明け透けに何でも話せて気楽(次女・末っ子)中3の時同じクラスだったBさんは真面目で芯が強い(長女)婿養子で後を継いだCさんは天真爛漫な温かさ(三人姉妹の次女)こんなに違うんです。でも、野郎の同級生に会いたいかと言われたら、それは否だ。

自分が中2の1年間、どれだけ辛酸を嘗めさせられたか。

やり場のない怒りと悔しさ、そして虚しさが毎日続いて、

出口が見えない暗闇の中を歩いているような感覚。

しかし、自ら命を絶とうとは思わなかった。

自分を虐めていた主犯格を亡き者にしてしまえと、念じてはいたが。

結果的に、天罰が下ったから良しとしよう。

 

暮れも押し迫った日に、

3人の同級生にバトンドールをプレゼントして、

「とにかく元気で暮らしていれば、ずっと話が出来るからさ」

と伝えただけでも、今年は良しとしよう。

役員を降りたので多忙を極めた昨年とは違ったが、

何より予期せぬ再会があって嬉しかった。

 

自分も健康には気をつけねばと誓うのであった。