8月

もう「8月」ですね。
8月と言えば、「終戦記念日」「JAL123便」「甲子園」
個人的なモンですけど。

終戦記念日」なんて都合の良いネーミングでしょう。
本来なら「敗戦記念日」と言うべきです。戦前生まれの諸先輩方に怒られそうですが…。

太平洋戦争に敗れたからこそ、やっと民に平和が齎されたのです。

私が住んでいるトコは、2mも掘れば地下水が湧き出す様な環境なので、
防空壕が造れなかったらしい。
親父の体験談を聞くと、「空襲警報が鳴ると用水路に身を伏せた」とか、
「夜中に雨音で目を覚ましたら、実はガソリンをアメリカの戦闘機が降らしていた」
等(焼夷弾が炸裂した時に、炎が燃え広がる為に)エゲつなさ過ぎるわ。
実際、ウチの田んぼにも焼夷弾が投下されたが、粘土質の土地が故、
信管が反応せず、難を逃れたとか・・・。関東ローム層のおかげです。

俺は絶対に許さない。毛唐の奴等を。罪もない平民を虐殺しやがって。
世界中見渡しても、原爆を投下されている(しかも2発)のは、日本だけだからね。
(DT松本も度々オンエアで言ってる)
小3の時、映画館で「はだしのゲン」を見た。
あの時の衝撃は今でも忘れられない。
リアカーに並ぶ3つの髑髏(父ちゃん・姉ちゃん・弟)
思い出すだけで涙が溢れそうだ。
過ぎ去った昔の事を子供達に伝えて行くのが、
戦争を知らずに育った私達に課せられた使命だと思う。
祝言を挙げてから、僅か1ヶ月で召集令状赤紙)が届き、
戦地に散っていった若き命。
俺は、この平和な時代に生まれた事の幸せを噛み締めている。
それも、大日本帝国が敗戦した事による産物なんザンス。