墓標

ブログってのは、本人が死亡したとしても、
遺族がサービス停止を申し出ない限り、継続するらしい。
…私の家族が、このブログの存在を知らないから、
当然、絶命しても、このブログは墓標として残る訳。
嬉しいような、悲しいような。
それよりも、カラーボックスに山積みされた、
宝生桜子の写真集の行方が心配だ。
石野真子キャンディーズのDVDは構わんけど。
こういった、困りモノを所有してるからこそ、
簡単に命を落とせないんですよ。
もう折り返し地点なのは判ってる。
それでも、心は10代のまま。
進歩がないって言えば、それまで。
薄着の夏服に心高鳴った、あの頃とは違うぜ。
色んな意味で汚れてしまった。穢れてしまった。
それも、「大人の仲間入り」をした故の副産物だろう。
しかしながら、過去を捨て去る事の出来ない、
ダメな俺でした。
「俺」って言い方は、小っちゃい感じがするって、
クレイジーケンバンド横山剣さんが、ラジオで仰ってました。
確かに、いい歳して「俺」って、虚勢を張ってるよね。
でも、いきなり「私」は無いわ。
「あたし」という言い方は、女性っぽ過ぎる。
「アタイ」は、痛々しい。
「自分」は、健さん(高倉)チックで、恐縮です。
…オリジナリティを忘れたくないね。
鏡に映る己の姿は、確実に齢を感じる。否定はしない。
老いというのは、ごく自然な事よ。
吉永小百合さまだって、声のトーンは相当ダウンしてる。
そう、声は誤魔化せないのよ。
電話だと、如実に年齢を感じさせる。
ただ、興奮すると声が上ずるけど…。


中三トリオと同世代。
それでも、彼女の歌声は変わらない。
聴き返して見ると、楽曲の素晴らしさを痛感する。
今は「岩崎宏美」さんがマイブームです。