花火

昨日は花火大会だった。
そんなに見に行こうとも思わなかったので、
午後4時に、350ccの缶ビール1本と、焼酎水割りを4~5杯飲んで、
5時30分には寝ていた。
色々と画策しても、面倒なのは嫌なので…。

偶然にも、7時54分に目覚めてしまい、
バイクで会場の近くまで向かったのでした。
去年は仕事だったし、来年もワカランから、機会があれば見ておこうと。
クルマで移動していたら、あんな時間(スタート5分前)に出掛けても、
渋滞がモノ凄くて、会場に接近する事は不可能。
だから、遠くからお越しの方々は、随分と離れた場所で見ていました。
その脇を、擦り抜けるように通り過ぎた。
クルマの場合、クラクションを歩行者に対して鳴らすのは違法なので、
黙って徐行するしかない。
俺のバイクは爆音なので、アクセルを開ければ歩行者は散る。
だいたい車両通行止でもないのに、道幅いっぱいに広がって歩くのは、
通行妨害でしょう?例え「弱者」と言えども。

駐車場が満車で、警備員が入り口に立ち塞がっていても、
お構いなしに通過し、道端にバイクを止め、歩いていった。
一応、警備員へ声は掛けました。「ここに停めても邪魔になりませんよね?」と。
「野田」「つくば」ナンバーのクルマを見ました。

会場はタバコの煙とコロンの香りが漂っており、
例えて言うなら、2次会で海老茶のソファに座り、ウーロンハイを口にする
午後10時~11時の感じに似ていました。
辺りが真っ暗だから、マシですけど。


帰りにバイクに跨ったら、小学校低学年と思しき子が
仮面ライダーみたい」と言っていた。
あの子の父親の方が、間違いなく俺より若いハズ。
ここは本当にクルマ社会だから。
バイクなんて滅多に見ないので珍しかったのだろう。
父親がバイクに乗れなければ、子供だって興味を持たないし。
ウチの父はマメタン→ベルーガと乗り継いだ。その血筋なんだろう。
もっとデカいのに乗れたんだろうけど、家族に反対されたらしい。
運良く、俺は全治1ヶ月の重傷止まりで、意識を失った経験はナイです。
死と隣り合わせだからこそ、得られる「快感」
だから、事故で重傷を負っても懲りずに、また跨ってしまうのです。
2年続けて9月に入院した時は、病棟の看護師(豪快姉さん風)に
「もう絶対乗っちゃダメだよ。死んじゃうよ。」
家族にもそこまで言われなかった。やっぱり「白衣の天使」ですね。